加工体験 Experience
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味噌の加工を体験してみませんか
当店の味噌は糀を使った手づくりの味噌です。
原材料や工程を見て、触れて、体験していただき、
安心で本格的な美味しい味噌であることを感じていただければ幸いです。
当店自慢の糀を用意してお待ちしておりますので、お気軽にご参加ください!
味噌ができるまで
味噌作りは糀作りからスタートします。米をよく洗って水に浸します。水を吸わせた米を大きな蒸し器で蒸し上げます。そのあと、蒸した米を適温に冷ましてから種糀(たねこうじ)を付けます。米全体に糀菌が行き渡るようにしっかりほぐしながら撹拌した後、糀が好む温度と湿度に保たれた部屋「糀室(こうじむろ)」で糀を寝かせます。
前日に種糀を付けた米を一晩寝かせます。寝かせることで少しずつ糀菌が米全体に広がっていくのです。しかし、まだ糀としては未熟なので、この後さらに糀菌を育てていかなくてはいけません。大きな床の中で一斉に寝かせていた糀をほぐしながら糀蓋(こうじぶた)に分けて広げ、引き続き糀室で寝かせます。
前日に浸けておいた大豆の水を替え、煮ます。昔ながらの製法で、大豆の下処理から蒸煮までできる醸造用の圧力容器を使います。その後、糀、大豆、塩を決められた分量で混ぜ、熟成させたら味噌のできあがりです。
熟成期間は味噌の種類によって異なりますが、当店の味噌は糀を通常の2倍以上使用し(=発酵の力が強い)寒仕込みと呼ばれる雑菌が繁殖しにくい大寒(=1~2月)に仕込みを開始した後、土用の丑の日を過ぎた時期(=8月)まで半年程度じっくり低温で熟成させて出来上がりです。しかし当店ではさらに半年間(=合計1年間)低温熟成させた「1年熟成味噌」としています。その結果、色つやの良い山吹色の味噌に仕上がっています。
なお当店では、糀で使用する米の種類を玄米と白米の2種類用意しています。
糀の量を増やしたことで甘みが増し、さらに添加物を一切使用していない当店の安心・安全な「優しい味の味噌」を是非お試しください。